写真家「やままりも」こと 山本まりこ の徒然日記です
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ゆらゆら


世界遺産熊野を訪れるようになってから
ずっと見たいものがありました

虫送り

むしおくり
と呼ばれるその行事は虫を退治して豊作を願うもので
熊野では丸山千枚田という1340もの田んぼがある美しい棚田の中に無数の灯籠が設置され
その中を灯籠や松明を持った大人子供が歩きます

その昔
農薬などがなかった時代は松明などを持って害虫を駆除したそうです


その行事が7月6日に行われるというので
友人達と熊野を訪れてきました

夏の熊野は想像以上に熱くてねっとりしていて
「熊谷では本日最高気温を記録しました」というようなニュースの言葉をさんざん聞いた熊谷の高校に通っていた時代を思い出したり



空が青色になりはじめ
辺りはシイシイシイケロケロケロという虫の声が響き始めると
昼間の熱さを忘れさせるくらいやわらかくて涼やかな風が吹き始め
ぼわんぼわんと灯籠の灯りが少しずつ浮き出し始めてきます

ふと空を見上げると 満点の星空が広がっていたり




周りには カメラが大好きな友人達がいっぱいいて
ああ撮れた 全然ダメ どうやったら撮れるの 教えて そうなんだ ふーん いいね やった
とか言いながら写真を撮っていて

私はと言えば それを半分笑いながら聞いていたり 真剣に答えたり



空の青が藍色になって群青になり漆黒に変わってゆく
そんな中 友人達に囲まれながら
あったかい幸せな気持ちでシャッターを切り たくさんの写真を撮りました


灯籠の灯りがゆらゆらゆれる中
その時間は なんだかやっぱりとっても幸せで
まるで
宇宙の真ん中にふわ〜っと飛んでいって
天の川の中で泳ぎながら写真を撮っているみたいな気分でした
それはホント大げさじゃなくて 本当にそんな気持ちになったのでした




イベントが終わり
人々が続々と帰ってゆく中
私達は少しずつ消えてゆく灯籠の灯りを撮る練習をしたり
会場を照らすライトに長く伸びるみんなの影を 青春みたいだね うふふ とか言いながら撮ったり
気づけばスタッフの方を覗いて一番最後まで会場でねばっていました(笑)

真っ暗な山道を歩きながら宿に戻る途中には
ちらほらとホタルが飛んでいるのをみつけたり



ああ
なんて素敵なイベントなんだろう
熊野に出会えて良かった
熊野がもっと好きになったよ
もっと沢山の人にこのイベントを知ってもらいたいし熊野に来てもらいたいよ
そして みんなと出会えて本当にシアワセだよー♡
と思いながら外側はニコニコ笑顔で 内側はじんわりとしながら歩いていました



続く






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